今回の術は、桃色。
ピンクとゆうカラーをどうゆうシチュエーションで投入するべきかを解説する
忍術デござる。
まず一口にピンクと言えど2種類に分けられる。
ピーチ系の淡くそれでいて透明感のあるピンク
それとソリッドで透けない発色系の強いピンク、それが「魚肉ソーセージ」
ピンクでござる。
この二つの使い分けは基本、弱くてナチュラルか強くてアピ―リーで使い分ける
のでクリアーとマッディーやプレッシャー具合(全くのノンプレッシャーエリア、
例えば誰も撃っていないハードなヒシ藻などでは魚肉ピンクは無敵)などを
考慮して使い分けるデござる★
しかしながらっ!
それは基本形
その出し所を季節や水質、時間帯などはどこなのか?を解説すると
まずは何と言っても「春」
これは説明が出来ないが桜の開花時期が中心となりダントツにピンクが一番強い
日が何度も訪れる
まぁ春とゆうだけでピンク、レッド、チャート、ホワイト、そしてギルカラーはローテ
ションで試すカラーだが春の風やユキシロ(山の上の雪が溶けた水による流れで
濁る状況)によって起こる「白濁り」では、まず最初にピンクから入る王道の狙い目
こんな場合は濁りの状況によって強い弱いのピンクを投入
この白濁り
春以外にも存在する
なので決して春だけで無い事も覚えて欲しい
どんな季節でも「白いな?」と思えばピンクを試してみるべきなのデござる
例えば河川の堰などの落ち込み、リザーバーでも雨などでインレットやドレイン(普段
は枯れているが雨の時だけのインレット)の出口など年中、「白く濁る」エリアは存在
する
既に今年もRCA‘S達が、このピンクを使って3月後半ぐらいの桜開花直前ぐらい
からランカーを捕獲している
K4
野池 リアクレジグ泥蝦5g ワンナップシャッド ピンク4インチ
ドテちん
野池 リアクレジグ青鰓7g ワンナップシャッドピンク4インチ
栗ヤン
琵琶湖 ガ―ゴイル初代ギルピンク シンキング2連
ツバサ
野池 酔夢穴根蛇7gアオダイショウ ワンナップシャッドピンク4インチ
アオアニ
野池 酔夢穴根蛇7gヤマカガシ ワンナップシャッドピンク4インチ
昨年の春も。。。
ハードベイトにも強いピンクは存在する
グリフォンのキラーピンクなどが有名★
ナマズもピンクに反応
ファイクのピンクは限定の名古屋嬢
ハッセ
野池 酔夢穴根蛇14g ワンナップシャッドピンク5インチ
野池 酔夢穴根蛇7gヤマカガシ ワンナップシャッドピンク4インチ
ジェーラットスネークの内蔵ヘアーもピンク
そしてそれとは逆に
黒い水質
黒い濁りではなく、あえて黒い水質と説明させて貰う
それはどんな水なのか?
アマゾンのネグロ水系などは有名だけど勿論、日本でも存在する
場所限定でゆうと山の中、流木や落ち葉などがふんだんに水中へ沈む状況の
多いフィールド。
拙者は、この水質をタンニン水質とよんでいる
しかしこの「黒い水質」も色んな状況に存在する
例えば夜明け寸前や夕暮れ寸前の薄暗い状況、オーバーハングのシェード下
など。。。
この水質が「黒く」感じた時にこそ!
魚肉ソーセージこと「強いピンク」が最もストロングな時
このピンクがストロングな時って意外と全く釣れないとき
超無反応で最後のピンクを試したところ「ドンっ」てなのも多々あるデござる
スポーンの怒りを誘う時も同様で水質によって白、黄、そして桃を使い分ける
それと初冬は落ち葉などでタンニン水質になりやすいという傾向もある
シーバスもピンクが効く時が多いらしい
写真は昨年、汽水域にてアプランタのプロトのピンクでハッセが捕獲した
マルスズキ80オーバー
ピンクには色んな魚種が反応する。写真は猫モヒが会心の気持ち悪い
笑顔を誘った大真鯛。パールダイバープロトのピンクにて。
2年前だが時代を先取りしてるメイクだなwww
K4
晩秋の夕暮れ、一日無反応な最後の最後に
タンニンと夕暮れで水は真っ黒だったらしい
典型的なタンニン水質でのヒトコマ
リアクレジグ泥蝦5g ワンシャピンク4インチにて
そして今回とうとうディレンジ3.5インチに待望のピンクがオリカラ
としてエイトチェーン様にて完成した★
その名もクレイジー8ピンク
即一軍♪
とゆう事で白く感じた時と黒く感じた時、ハードなヒシ藻、マズメの薄暗い時
そしてどうにもこうにも釣れない時w
とスポーン
そんな所が出し所デござる。。。
拙者がこのパターンで一番、思い出に残るバスは
岡山の氷点下の2月に虎の子一匹キラーピンクで釣ったビッグバス
晩秋の坊主寸前、夕暮れの中釣ったビッグバス
池原でリアクレジグにピンクスタッガーで釣ったロクマル
初春の風が吹いた瞬間、アルミで全速風当たりを幻のピンクブルーザーのド遠投
で釣った55UPの怪獣
など思い出したらキリが無いが一番の思い出は・・・
3年前のロドリ取材単日で年末、そして寒波とゆう恐ろしく厳しい展開にてタンニン
野池の超朝マズメ、キラーピンクのオカシラとワンシャピンクの「伍段邪悪ノ術」で
獲った45UP★
ランディングの瞬間、雄叫びだったデござる
真冬のシャローでブイの向こうのピンクが消えた瞬間は今でも走馬灯の
ように思い出せる感動の刹那だったデござる★
ニンニン